2025.05.13
今日のすぎのこ
年長さん、「体操指導」でした。
きょうは、きのうお伝えさせていただきましたように午前中に外出の用事がありました。ただ、それを理由にして「お休みします」というのもどうかと思い、優秀なるアシスタントのA先生にちょっとだけ写真の撮影をお願いいたしました。A先生が撮影してくれたのは、年長さんの体操の場面。
勢いよくジャンプをしている女の子に視線が向きますが、足元をみますと緑色の板が置いてあります。これは、「ロイター板」というもので、跳び箱を跳ぶときなどに跳躍力を補助するために用います。
こんな感じでロイター板に足をのせますと、ジャンプ力が増すわけですね。
この「ロイター板」の感覚をつかんだところで……、
跳び箱を跳ぶ実践となりました。写真をみますと、きょうは4段が最高だったのでしょうか。
年長さんは、3学期になりますと恒例の「跳び箱8段跳び」が待っています。8段をクリアできるのは、クラスの中の数人ですが、チャレンジする子をまわりのみんなが応援する様は、感動的です。さらに感動するのは、その応援に押されてクリアできたとき。お子さまの表情が一変して、輝きを放つんです。そんな場面がみられることを期待しつつ、お子さまたちの跳び箱の練習を見守っていきましょう。
さて、ここでちょっとお話が変わります。きのうは、ゴールデンウィークに「入院」したことをお伝えさせていただきました。その中で、不謹慎ながら「不安とともに、ちょっとドキドキした」などと書いてしまったわけですが、なぜ「ドキドキ」したのかといいますと……。
「全身麻酔」にドキドキしてしまいました。実際に手術を受ける前にも、病室で麻酔科の先生から段取りが説明されるのですが、「全身麻酔の間は、夢をみるのかしら」とか「意識はあるのかしら」とか「目覚めは、どうなるのかしら」とか、いろいろと疑問が湧いてきます。それを実際に体験するので、ドキドキしてしまったわけです。
そして、迎えた手術当日……。看護師さんとふたりで歩いて手術室へと向かいます。手術室の扉が意外なほど大きいので、ここでちょっとビックリ。中に入ると、すでに先生や看護師さんたちスタッフが勢ぞろいしてお出迎えしてくれました。そこでいろいろと確認した後、スタッフの皆さんとともに手術台に向かいます。手術台に横になりますと、なんとなく音楽が聴こえてきたようにも思えたのですが、あれは気のせいだったのでしょうか。
手術台を取り囲んでいるスタッフの皆さんが、キビキビと仕事をこなしていきます。点滴をしたり心電図の機械をつけたりと、からだのあっちっこっちにいろいろなものが装着されていきます。
そして、ついに「そのとき」がやって来ました!!
jimjimの口元がマスクのようなものが覆われます。きっと、ここから「麻酔の元」が出てくるに違いありません。でも、まだなぜか半開きみたいな感じで、完全に覆われてはいないみたい。「うーむ、まだ大丈夫なのかな」と思っていると、看護師さんが「ボーっとするかもしれませんが、深呼吸してみてくださいね」というので、ちょっと2~3回深呼吸をしてみると……。
耳元でjimjimの名前を呼ぶ声が聴こえます。「手術、終わりましたよ~」だって。しかも、目覚めたのは自分の病室。手術室から運ばれたことさえわかりません。あの深呼吸を最後に、いま目が覚めるまでの間の記憶がいっさいないんです。手術前に抱いていた疑問は、「夢を見るのか」→「見ない」、「意識はあるのか」→「ない」、「目覚め」→「起こされるまで目覚めない」という結果になったのでありました。
「全身麻酔」って、すごいですね。人生の中で、手術の時間だけポッカリと穴が開いてしまった、そんな感じです。いったい誰が考え、誰が最初に試したのでしょうか。今度は、そちらのほうにちょっと興味が湧いてしまったjimjimなのでした。
というわけで、きょうの最後はこちらの写真です。きょうは、「ぱーくde ぴくにっく」の振替でお弁当でした。お天気が良かったので、「ゆり組」さんは「わくわくテラス」でランチを楽しんでいました。
「野外」という新鮮な環境とお友だちとの楽しい会話が、おいしいお弁当の味をいっそう引き立ててくれたみたいです。
ごちそうさまでした。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim