2025.03.31
今日のすぎのこ
きょうが、正真正銘の「最終日」……。
きょうは、3月31日。いわゆる「年度末」です。そのため、なんだかんだと片付けなければならないことが多く、ゆっくりお子さまたちと向き合う時間がありませんでした。写真を撮る時間もなく、「うーむ、どうしたものか……」と頭を痛めながら考えた結果が、「卒園式をもう一度」でした。
「卒園式」のもようにつきましては、当日にお伝えしたところではありますが、枚数の都合により掲載できなかった写真が残っています。それをご紹介しながら、「年度末」に思うところをお伝えさせていただけたらと思います。
きょうが「年度末」であるなら、明日は「年度はじめ」ということになります。去年の明日、この子たちは年長さんになりました。
年長さんになりたての頃は、まだ年中さんの延長線上にいるような感じで、クラスの「まとまり」もいまひとつだったように思います。それも仕方のないこと……。だって、「きょうから年長さんだよ」といって、急に年長さんの振る舞いができるわけもありません。
そのクラスのようすが劇的に変わったのは、2学期の「すぎりんぴっく」を経験してからでした。「すぎりんぴっく」で年長さんが披露したのは、「組体操」「パラバルーン」「クラス対抗リレー」。
この3種目は、どれもが「お友だち同士」あるいは「クラス全体」を意識して、お互いに協力し合い、助け合わないと良い結果は得られません。
年長さんの「すぎりんぴっく」に向けた練習は、1学期の後半からはじまり、夏休みを挟んで2学期開始早々から再スタートしました。特に2学期を迎えてからは、そのほとんどが残暑の厳しい中での練習だったと記憶しています。
それでも、みんなよく頑張りました。思春期に入り、「反抗期」を迎え、もし同じ状況で練習をしたなら、さまざまな不平不満が漏れたであろうという状況にあっても、この子たちはただただ素直に練習に励みました。
それは、この子たちの心の純粋さそのものを表していると言ってもいいと思います。その純粋な心の中に芽生えていった「クラス」、そして「仲間たち」という思い……。
「すぎりんぴっく」で芽生えたその思いは、次の「生活発表会」で花開くことになります。「生活発表会」では、「すぎりんぴっく」の経験にプラスして、劇を決める段階から「話し合う」というプロセスが加わりました。
「話し合い」は、お互いが自我を主張していてはまとまりません。どちらかが引くか、妥協点を見出すか……。そこに必要なのは、「相手を思う」という気持ち、すなわち「思いやり」の心です。お互いが相手を思い、協力し、助け合う……。さらには、「認め合う」ことさえできるようになりました。
「すぎりんぴっく」と「生活発表会」という大きな行事を経験したこの子たち。いまでは胸を張って「年長さん」だと言えます。
その子たちも、明日からは小学生。幼稚園の3年間があっという間に過ぎ去ったように、小学校の6年間だって、気がつけば「卒業式」なんていうこともあるかもしれません。
そのような思いをしないためにも、この子たちの一日一日を大切に見守ってあげてください。小学校に行ったら、楽しいこと、うれしいこと、悲しいこと、悔しいこと、いろいろなことがあると思います。どんなことがあっても、お子さまたちにとりましては、「おうち」がいちばん居心地の良いところであることは間違いありません。
安心して帰ってこられる心の基地。それが「おうち」です。
元気に「行ってきます!!」、そして明るく「ただいま!!」。
そんな6年間が過ごせますよう、杉之子のスタッフ一同、皆さまを応援しています。
杉之子を旅立つ子どもたち、楽しい小学校生活をお過ごしください。
ご進級、おめでとうございます。
by jimjim