2025.01.14
今日のすぎのこ
3学期が本格的にスタートしました。
昨年末に職場の机の中を整理してみました。すると、なんだか興味深いタイトルの切り抜きが出てきたんです。おそらく、ネットの記事の切り抜きだと思うのですが、その記事はNHKニュースを取り上げたものでした。記事のタイトルは、「よく遊ぶ子は、賢くなる」。記事の日付は、2014年2月17日でした。約11年も前の記事です。
記事は、「いわゆる「難関大学」に合格するなどした経験がある人は、そうでない人に比べて、小学校に入学する前に思い切り遊んだり好きなことに集中したりしていた割合が高いとする調査結果がまとまりました」という書き出しではじまります。調査をしたのは、某有名大学の先生。
この記事に付随して、「ユニークな園庭保育」という記事で横浜市内の保育園も紹介されています。こちらも、とても参考になる記事です。ご興味のある方は、下記にアクセスしてみてください。
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さて、きょうから一日保育となり、3学期が本格的にスタートしました。きょうは、陽ざしがたっぷりで、少し寒さも和らいだ感じでした。このタイミングを逃すまいと、張り切って園庭に出てきたのは、「ちっちゃいけど、杉之子でいちばんの元気集団」ともいえる「いちご組」の皆さんでした。
その「いちご組」さんがあそびまわる舞台となったのは、「迷路ハウス」。他のクラスがいなかったので、完全に貸し切り状態です。
縄の橋をわたって迷路のように入り組んだ遊具の中へと入り込み……、
大きなすべり台にもチャレンジ。「いちご組」さんには、やや大きめに映る「迷路ハウス」ですが、3人の先生が見守り、ときには一緒になってあそびますので、遊びのスキルも徐々にステップアップしていったようです。
冒頭の「よく遊ぶ子は、賢くなる……」。この子たちにも、その言葉が当てはまりそうです。
では、園舎の中のようすをみてまいりましょう。2階のホールでは、年長さんの「体操指導」がおこなわれていました。きょうのテーマは、「ボール投げ」です。きょうの「ボール投げ」は、指導員の先生が目先を変えてくれて、ゲーム感覚でおこなわれました。この子たちがボールを投げる先には、跳び箱があって、その上に2個のブロックがおいてあります。このブロックが「まと」になるわけです。
ここで、ゲームがスタートします。子どもたちは、「白帽子チーム」と「色帽子チーム」の2チームにわかれて、跳び箱の上のブロックを落としていきます。ブロックを1個落とせば1点で、先に10点取ったチームが勝ちになります。簡単そうでしょう。
ところが……。
これが、なかなか当たりません。ボールが届かなかったり、まったく違う方向に投げてしまったりと、序盤は苦戦の連続です。でも、回数を投げるうちに、徐々に精度があがってきました。ブロックにボールが当たるようになり、1点、2点と点数が入りはじめました。
しかも、ごく稀にですが、2個のブロックの真ん中にボールがあたって、ブロックが2個同時に落ちる「2個落とし」のスーパープレーなども登場。ゲーム感覚の「ボール投げ」は、最高にヒートアップしていました。
年少さんは、各クラスとも「製作」を進めていました。どうやら「お当番表」をつくっているみたいです。「ひよこ組」さんは、白い紙で「雪だるまさん」をつくっているのだとか……。
うーむ……、この四角い紙がどのように「雪だるま」に変身していくのか、そのあたりが謎めいていますね。今後が、楽しみです。
「くま組」さんと、「りす組」さんと、「うさぎ組」さんも「お当番表」をつくっているのですが、その内容が各クラスで違っていて、とても興味深いです。
いろいろなかたち、いろいろな色、いろいろな手法……。
3学期の「お当番表」はそれぞれのクラスの個性が滲み出る作品になりそうです。
年中さんでは、「たんぽぽ組」さんが冬休みの想い出を絵に描いていました。みんな、それぞれにすてきな想い出があるのでしょう。とても楽しそうな絵が並んでいました。
「ひまわり組」さんは……。
これ、何を描いているかおわかりになりますか?白い部分のかたちがポイントです。答えは、インスタグラムで紹介されていますので、よかったらご覧になってください。とてもかわいい作品に仕上がっています。
というわけで、3学期最初の給食はこちらです。
のり弁、まぐろ野菜カツ、八幡巻き、さつま芋の甘煮、ほうれん草のおかか和え、パイン缶、357kcal
ごちそうさまでした。
では、また明日お会いしましょう。
明日も、すてきな笑顔で登園してね。
by jimjim