2025.01.10

今日のすぎのこ

徐々にいつもの「杉之子」に……。

今週になってからは、毎日のように北日本の大雪に関するニュースが報道されています。日本の上空には、この冬いちばんの寒気が流れ込んでいるとか……。横浜でも、きょうの朝は冷え込みました。横浜のきょうの最低気温は、午前6時4分に観測された0.9℃。これは、地上から1.5mで観測された値ですので、地表の気温はもっと低いはずです。だって、冷たい空気は下のほうに溜まりますから。

朝、それを裏付けるような現象を目にしました。出勤して新しい園庭の「のこのこやま」をみましたら、なんとあちらこちらに「霜柱」ができているではありませんか。「霜柱」とは、地表の水分が固まって柱のように伸びたものです。この「霜柱」を、お子さまたちが見逃すはずはありません。

朝のおあそびタイムのとき、なにやら「のこのこやま」がにぎわっているので行ってみますと、お子さまたちが「先生、氷がある、氷!!」と言いながら、スコップで「霜柱」をすくって集めていました。

お子さまの手元にある小さな器は、一生懸命に集めた「霜柱」がいっぱい。透明な氷がキラキラと輝いていました。お子さまたちにとっては、何よりも大切な「宝物」なのかもしれませんね。

そんな寒さの中、暮れに植えた「ちゅうりっぷ」の球根が芽を出していて、ちょっとびっくり。お子さまたちもプランターをのぞきながら、「芽が出てる!!」といってよろこんでいました。おそらく、この「ちゅうりっぷ」さんたちは、皆さんのご進級の時期に花が咲いて、文字どおりご進級に「花を添えて」くれるはずです。大切に育てて、すてきなお花を咲かせましょうね。

さて、きょうは3学期の2日目ということで、まだ半日保育でした。来週からはじまる1日保育に向けて「助走中」といったところ。

それでも各クラスをみますと、お子さまたちはすっかりリラックスしたようすで、はやくも「休み明けモード」を脱出している感じです。

先生やお友だちとの触れ合いの中には、しっかりとした「つながり」を感じることができ、3学期を迎えてクラスの状態が成熟しつつあるようにも思えます。

ところで、きょうはこんな場面にも遭遇しました。それは、お正月のおあそびのひとつである「かるた」を楽しんでいる先生とお子さまたちです。こちらの写真は年少さんですが、ちゃんと「かるた」として成立していました。読み手は先生が担い、最初の文字の絵札をお子さまたちがとっていきます。年少さんとは言え、なかなか緊張感が漂う勝負でした。

その「かるた」あそびは、年長さんともなりますと、さらにスピード感が増してきます。からだ全体で絵札をとりにいく様は、まさに「戦い」。「かるたあそび」は一見、静かではありますが、実はとても熱い戦いなのでありました。

そして、きょうは金曜日で年中さんの「体操指導」がありました。きょうのjimjimは、この「体操指導」の途中で外出しなければならず、「ゆり組」さんのみのご紹介となりますが、どうかご容赦ください。

3学期最初の体操指導は、楽しい準備体操からはじまりました。準備体操は、いつも指導員の先生が楽しいメニューを用意してくれているのですが、きょうはここに「バランス体操」が加わりました。片足を手にもっての「片足立ち」です。

はたして、「バランス体操」と言っていいのか、あるいは「アンバランス体操」と名称を変更したほうがいいのか……。なかなかビミョーな「バランス体操」ではありました。他人事のように言ってはいますが、実はjimjimもホールの片隅でこっそりとチャレンジしていまして、やや「アンバランス寄り」だったことを申し添えておきます。

そして、きょうのメインメニューは「ボール投げ」でした。「ボール投げ」自体は、以前から練習していますが、きょうはボール投げに「助走」が加わりました。ドッジボールを例に挙げますと、ただその場で取って投げるよりも、ボールを取ってから助走をつけて投げたほうが、ボールの勢いが増しますよね。きょうの練習では、助走からボールを投げるときのステップの感覚を体験してもらいました。

まだ少し難易度は高いですが、レベルアップには何よりも練習が大切です。年長さんのドッジボールの仲間に入れてもらったりして、腕を磨いていってみてください。

というわけで、きょうは年中さんの「体操指導」もはじまって、少しずついつもの「杉之子」に戻ってきた雰囲気をお伝えしました。来週からは、通常の1日保育がはじまります。

元気いっぱいで登園してきてくださいね。

皆さんの笑顔をお待ちしています。

では、また来週お会いしましょう。

良い週末をお過ごしください。

by jimjim

一覧へもどる