2025.01.09

今日のすぎのこ

3学期スタート。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、年末年始のお休みは、いかがお過ごしになられたでしょうか。

楽しい休日をお過ごしになった方がいらっしゃる一方で、体調を崩して「残念な年末年始になってしまった……」という方の声も少なからず耳にしています。何を隠そう、jimjimも後者の仲間入りを果たしてしまいました。1年のはじまりが不調だとなんとなく気が滅入りますが、逆に考えますと「あとは登るだけ」ですから、今年の年末は楽しく過ごせるように、今から運気を上げていきたいと思います。

「残念だったチーム」の皆さん、さあ、今からがんばりましょう!!

さて、杉之子幼稚園は、きょうから3学期がスタートしました。登園時間になりますと、お子さまたちが変わらぬ笑顔で元気な姿をみせてくれまして、いつもの杉之子が戻ってきました。

登園したお子さまたちは、さっそく園庭に出てきて朝の「おあそびタイム」を満喫です。特に3学期の初めには、「お正月あそび」である「こま」や「羽子板」が用意されていますので、さっそく手にとってあそぶお子さまたちの姿がみられました。

「こま」を回すのは、幼稚園のお子さまにはまだちょっと難しいかもしれませんが、不可能ではありません。練習しだいでは、回せるようになるでしょう。実際、過去には回せるようになったお友だちもいます。「こま」の持ち方、「ひも」の巻き方、そして最後の「放し方」のひとつひとつをていねいに練習することが大切です。

ところで、「こま」の仲間のひとつに「ベーゴマ」という「こま」があるのをごぞんじでしょうか。jimjimは、はじめてこの「ベーゴマ」をみたとき、「こんなの、どうやってまわすのだろう?」と、とても不思議に思ったことを覚えています。ふつうの「こま」は、ひもを巻いて回すのですが、この「ベーゴマ」は、どうみても普通にやったらひもが巻けないんです。そこにあらわれたのが、遊び上手な「センパイ」でした。

jimjimが子どもの頃は、近所の遊び仲間の間できちんとしたヒエラルキー(階層)が築かれておりまして、高学年のセンパイがいろいろと遊びかたを教えてくれたんです。「ベーゴマはサ、こうやってひもにコブをふたつつくって、そこに巻いていくのサ」と教えてくれて、jimjimはその巻き方をみて「こんなこと考えつく人は、ホントに頭いいなあ」と感心しました。

何回か練習を重ねて「ベーゴマ」が回せるようになったときは、「やった!!」と躍り上がるくらいうれしかったですね。この「うれしさ」を、ぜひお子さまたちにも感じてほしいと思います。みんな、あきらめずにがんばって練習してみてくださいね。

すみません。つい「こま」の話に夢中になってしまいました。「コマッた」ものです……。新年早々、スベッたところで、ホールでは3学期の始業式がはじまりました。3学期だけは、「おはようございます」のあとに「あけましておめでとうございます」のあいさつが加わります。

司会の先生が「お正月あそび」についてお話をしてくれて、そのあとは園長先生のお話しへと続き、最後は園歌「すぎのこのなかまたち」を歌って閉式となりました。

閉式となったあとのホールは、「いちご組」さんの貸し切りです。

3学期開始早々、「エンジェル・スマイル」を振りまいてくれた「いちご組」の皆さん。先生たちとの触れ合いを楽しみながら、これから本格的にはじまる3学期に向けてウォーミングアップを進めていたようでした。

お部屋では、各クラスがみんなで年末年始の想い出を語り合っていました。先生と対面でお話しをするクラスがあれば……、

輪になってひとりずつ「想い出」を披露するクラスもありました。こうして「想い出」を語り合うその姿は、久しぶりに再会したクラスのお友だちとのつながりを再確認しているようでもありました。

この子たちが迎えた年末年始は、まだ生まれてから3回目とか4回目とか、そのくらいの回数でしかありません。これから、もっともっと回数を重ねながら「想い出」の数も増えていくことでしょう。すてきな「想い出」のミルフィーユがつくられていくことを祈っています。

さあ、3学期がはじまりました。きょうは、元気に登園してきてくれてありがとう。

明日も、待っているからね!!

また明日、お会いしましょう。

by jimjim

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