2024.12.25

今日のすぎのこ

「すぎりんぴっく」を振り返りながら……。(年長さん編)

きょうは、クリスマス……。想い出に残る朝を迎えたお子さまも多かったのではないでしょうか。いやいや、ちょっと待ってください。お子さまよりも、むしろ保護者の皆さまのほうが、すてきな想い出になったかもしれません。

きのうの夜、こっそりサンタさんがやって来て、お子さまたちのもとにプレゼントを届けてくれました。朝、お子さまたちが目を覚ますと、そのプレゼントをみつけて大よろこび。その大よろこびするお子さまたちの姿をみて、保護者の皆さまも、さらに大よろこび……。こうしたひとつひとつの想い出の積み重ねがまた、子育てのよろこびにつながっていくんですよね。

子育てって、大変で手がかかることも多いのですが、子どもたちがよろこぶ姿をみますと、大変だったことなんて吹き飛んでしまいます。大変なことがあるから、よろこびも大きいのではないでしょうか。そう考えますと、「手がかかる」というのは、よろこびを感じるための「布石」なのかもしれませんし、そのよろこびを感じながら、大人もまた成長していくのかもしれません。

さて、いつもならここで「きょうのすぎのこ」をお伝えするところなのですが、ヨコハマキッズは、きのうの「クリスマス会」でイベントが終わりまして、きょうのお子さまたちは、お部屋や園庭でゆったりとした時間を過ごしていました。そのようなわけで、きょうはちょっと時間を巻き戻しまして、「すぎりんぴっく」のときの年長さんのようすを振り返ってみたいと思います。

年長さんの「すぎりんぴっく」は、開会式の前の「デモンストレーション」で幕を開けました。年長さんのデモンストレーションは、「パラバルーン」の演技です。

当日は、少し風があって「パラバルーン」にはあまり好ましくないコンディションでしたが、年長のお子さまたちは、そのネガティブな要素をものともせずに見事に演じ切りました。演技の完成度は、練習の後半からだいぶ高まってはいたのですが、この日は練習も通して過去最高の出来ばえだったように思えました。

開会式では、「アンパンマン体操」でからだをほぐし、これからのプログラムに備えます。

「アンパンマン体操」は、年少さんや年中さんも開会式でおこないますが、やっぱり年長さんの「アンパンマン体操」がいちばん力強く感じられます。

開会式のあとの最初のプログラムは、「親子競技」でした。お子さまたちが、「ダンゴムシ」になった保護者の皆さまを探すんですよね。保護者の皆さまは、みつけてくれたお礼にお子さまたちを「高い高い」でよろこばせてあげていました。

そのあとは、「組体操」と「クラス対抗リレー」へと続き、「すぎりんぴっく」いちばんの見せ場を迎えます。

前日の雨でグラウンドが湿っていて、はだしでおこなう「組体操」には、ちょっと不向きな状況でした。だって、泥だらけになってしまうじゃないですか。でも、年長のお子さまたちは泥を手でよけることもせず、ひたすら演技に集中していました。その姿が、カッコよかったです。

そして、迎えるのは最後のプログラム「クラス対抗リレー」です。ピロティでビブスをつけたら、おうちの方が手を差しのべてくれました。その手には「がんばって」の思いが込められ……、

アンカーの「たすき」を結ぶ先生の手には、しぜんとちからが入ります。では、ここからは、トラックを疾走するお子さまたちの勇姿をご覧ください。

次の走者に渡すバトンには、クラス全員の思いが詰まっています。そのバトンを、クラスの全員がゴールに向かってつないでいきます。

ひとり、ふたり、さんにんとゴールテープをくぐるたびに客席から湧き上がる大きな拍手。

1着にはなれなかったけど、やり切った満足感は誰にも負けない。だって、みんなでちからをあわせて走ったのだから……。

このひとりひとりの思いがクラスをひとつにし、ここからはじまる2学期後半へのイベントを盛り上げていくことになるのでしょう。

というわけで、きょうは年長さんの「すぎりんぴっく」を振り返ってみました。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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