2024.12.03

今日のすぎのこ

「生活発表会」がはじまりました!!

1年とははやいもので、12月を迎えました。2学期も、いよいよ大詰めです。この2学期の最後を飾る大きな行事が、「生活発表会」。11月に入ってからは、ほぼ毎日がこの「生活発表会」に向けての練習でした。言語劇を演じる年長さんの中には、かなり早い段階から「劇選び」に取組んでいたクラスもあったとか……。その練習のすべてが、この3日間で披露されるわけです。では、さっそく「生活発表会」初日のようすをご紹介してまいりましょう。

3日間にわたる「生活発表会」の先陣を切ったのは、年少「りす組」さんのお子さまたちでした。「りす組」さんが演じるのは、2曲。1曲目は、男女混合によるリズム「Go-Goたまごっち!」です。

オープニングを飾るにふさわしいかわいらし曲で、スタートから会場である園舎2階のホールは、あたたかな雰囲気に包まれました。

きょうは、リハーサルとは違って、目の前にはお客さまたちがいっぱい。ちょっと緊張した表情もみられましたが、練習の成果を思いっきり出し切っていました。

2曲目も男女混合によりますリズムです。曲名は、「こんやはダンスパーティー(9じまで)」です。夜のダンスパーティーをうたった曲なのですが、かっこ書きにありますように「9時まで」というのが、なんともお子さまらしいところ。

どうやら、きょうのダンスパーティーは、この杉之子幼稚園のステージが会場のようです。夜9時が制限時間ですから、それまでの時間を思いっきり楽しもうと、お子さまたちはすてきなダンスを披露。お客さまたちを魅了します。

ちなみに、「朝は5時に起きる」という歌詞の部分では、「ハヤッ!!」という言葉をみんなで発する場面もあって、チームワークの良さもみせてくれました。

続いて登場したのは、年少の「くま組」さんのお子さまたち。3日間の生活発表会は、年少・年中・年長の組み合わせで1日ずつおこなわれるのですが、年少さんは4クラスありますので、初日だけは年少さんが2クラス登場することになります。

「くま組」さんが最初に披露したのは、男の子による「やんちゃ怪獣どっかーん!」です。

もう、ハッキリ申し上げてタイトルどおりのお子さまたち。担任の先生、よくこの曲を選んだものだと、ステージを観ながら感心してしまいました。

最後の「ガオーッ!!」と叫ぶ場面では、まさしく「心の叫び」が聞えたような気がしました。いい、すごくいい。「くま組男子」の元気さが、これでもかと発揮された1曲でした。これからも、その元気をもっともっと育てていってください。

2曲目は、女の子による「Partner」です。このステージには、まいりました。幕が開いた瞬間、ため息が漏れるようなかわいらしさ。

客席からも「かわいい……」という声が漏れ聞こえるくらいです。

また、踊っているときのお子さまたちの表情も最高。

こんなことがあっていいのかと思うくらい、想像を絶するかわいらしさなのでありました。

年少さん2クラスが終わったところで、年中さんからは「ゆり組」の皆さんが登場しました。「ゆり組」さんのリズムは、3曲とも「男女混合」でおこなわれました。1曲目は、往年の名曲「学園天国」です。

この曲のオリジナルは、一世を風靡した「フィンガー5」という5人兄弟のグループが歌っていて、jimjimが小学生の時に大ヒットしました。

ステージを観ていましたら、最初は男女がわかれて踊っていたのですが、曲の途中で交互に混ざり合い、このあたりの展開にさすが「年中さんらしさ」を感じました。

2曲目のお子さまたちは、「南国ルック」での登場です。幕が開いた瞬間は、エンディングのようにみんなが1か所にまとまっていたのですが、曲がはじまるとともにステージ全体に散らばるという意表を突いた展開をみせてくれました。

そして、ここからは最後までノンストップ。動きが軽快すぎて、カメラを向けてもなかなかピントが合わないくらいのスピード感あふれるステージでした。

3曲目は、「恋人たちのクリスマス」。この曲は、マライア・キャリーさんの曲ですね。この時期には、欠かせない曲と言っていいでしょう。その「旬」の曲でどのようなダンスをみせてくれるのかと期待に胸を膨らませていたら……、

期待どおりのステージを魅せてくれました。リハーサルのときからたびたび登場していたステッキの扱いにもすっかり慣れて、ステッキを持ったポーズもバッチリです。ステッキを持った姿が、とてもステッキな女の子たちのダンスでした(おっと、ここで出たか)。

そして、「生活発表会」初日の「トリ」を飾ったのは、このクラス。年長の「つき組」さんです。「つき組」さんが演じるのは、言語劇「ライオンキング」です。この「ライオンキング」の劇が杉之子の生活発表会に登場するのは、今回が初めてです。

担任は、この劇について構想を固めていたようで、その展開はまさにアフリカの大地そのもの。背景や小道具など、細かい部分へのこだわりは半端な仕上がりではなく、それらによって杉之子の小さなステージが、広大なアフリカの大地を思わせる空間へと様変わりしました。

その広大なアフリカの大地で劇を演じるお子さまたちの姿もまた躍動感にあふれ、動物たちの活き活きとした動きを表現していきます。

いちばんの見せ場は、この「ヌー」の群れ。迫力さえ感じる展開に、思わず息を飲むくらいです。正直に言えば、劇の途中で踊りを失敗したり、セリフを間違えたりする場面もありました。でも、そこで立ち止まらず、自分なりにどうしたら良いかを考え、踊りを間違えてもそのまま止まることなく演じ続けたり、セリフを忘れても誰かが助けてくれたりといったように、みんなが「いま、自分たちは劇を演じているんだ」という自覚をしっかりと持てたことが、この劇を演じて得ることができた、何よりの「成長」なのではないでしょうか。

きょうがんばった「つき組」さんの子どもたち。ちゃんと自分の役割を理解して、ひとりひとりが自分の責任を果たしていたと思います。それは、とてもすばらしい姿でした。jimjimも、とても感動しました。心に残る劇をみせてくれて、ありがとうございました。

というわけで、きょうの給食はこちらです。

たまごふりかけごはん、ポテトチキンロール、のり塩ハムカツ、里芋煮、チンゲン菜のおかか和え、リンゴ缶、337kcal

ごちそうさまでした。

では、また明日お会いしましょう。

by jimjim

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