2024.11.27
今日のすぎのこ
「リハーサル」は、2日目です。
きのうからはじまった生活発表会のリハーサル。きょうは、その2日目です。きょうのリハーサルに登場するのは、年少「ひよこ組」さん、年中「ひまわり組」さん、年長「ゆき組」さんの3クラスです。
リハーサル会場の2階ホールは、きょうも「大入り満員」状態。ステージに最も近い「砂かぶり」の特等席に陣取った「いちご組」さんをはじめ、各クラスがリハーサルの見学にやってきています。
それもそのはず。本番当日は、出演するクラス以外はホールに入ることができません。本番さながらの他のクラスの演技を見学できるのは、リハーサルだけなんです。
そのたくさんの「お客さま」に見守られながら、リハーサルにのぞんだお子さまたちは、いままでの練習の成果を存分に発揮して「全力投球」で自分の演技を演じていました。
そうは言いましても、年少さんにとりましては、はじめての「生活発表会」。まったく勝手がわからない中での登場ですから、戸惑いや緊張はあって当然です。
ほんの小さなきっかけで「その気」になったり落ち込んだりすることも、しばしばあります。そのあたりの「メンタルケア」につきましては、おうちでも上手に勇気づけをしてあげていただけたらと思います。
いままで練習してきたことを、こうしてステージで披露するというのは、お子さまたちにとりましては楽しみでもある反面、心の中にけっこう大きな負担になる部分もあると思います。
その分、ちょっとした間違いや失敗が純粋な心に傷を残すことにもなりかねません。
どんなことでも失敗はつきものですし、成功の数に比べたら失敗の数のほうがはるかに多いのは、大人なら誰もが知るところですが、この子たちは、まだそれを十分に知りません。
いろいろな場面で出会う失敗を乗り越えるちからは、周りの人たちのサポートがあってはじめて育まれていくものではないでしょうか。
「失敗しても、必ず誰かが助けてくれる」。その信頼があるからこそ、お子さまたちはこうして生活発表会という未知の体験に「チャレンジ」をしながら前に向かって進んでいけるのでしょう。
いまは、その信頼のもととなる「ことば」や「触れ合い」を十分に注いであげる時期かもしれません。
もし、お子さまがおうちで「生活発表会」のことを話してくれたなら、精いっぱい耳を「ダンボ」にして聞いてあげてください。
そして、目をみつめながら、あるいは抱っこをしながら、共感してあげてください。
それこそが、お子さまたちにとって「生活発表会」に向けた最高のエネルギー源になるような気がします。
というわけで、きょうの給食はこちらです。きょうは、一日保育の水曜日なので、「ポンパドウル」さんのパン給食をいただきました。
「下町クリームパン」と「もちもちフロマージュ」の組み合わせでした。「ポンパドウル」さん、ごちそうさまでした。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim