2024.11.08
今日のすぎのこ
「いちご組」さん、大忙しでした。
今年の夏休みに、毎年恒例の「お天気教室 「空って不思議!!」」を開催しました。実は、このイベントが先日の某全国紙の東京版で取り上げられたんです。今年は、気象予報士制度が生まれて30年の節目にあたり、「気象予報士がどのような活動をしているか」に焦点をあてて連載記事が組まれ、その一環として取材を受けました。
このお天気教室を企画・実行しているのは、日本気象予報士会に所属しているママ予報士の有志団体「サニー・エンジェルス」の皆さん。「サニー・エンジェルス」の創設以来、「気象」や「防災」の話題を主体に熱心な活動を続けていて、それが今回、記者さんの目に留まったようです。自慢ではありませんが、その「サニー・エンジェルス」のメンバーの中に、卒園生のママがいることを申し添えておきますね。
では、「きょうのすぎのこ」をお伝えしてまいりましょう。まずは、年長さんからです。
年長さんは、お隣の西前小学校へと「出張」いたしました。きょうは、西前小学校で年長さんと1年生の「交流会」が開かれたんです。年長さんは、あと4か月ちょっとで小学校への進学を迎えますから、その進学に向けての準備の一環です。
きょうは、西前小学校の1年生の先輩たちと「こおりおに」や「なべなべそこぬけ」などのゲームをして親交を深めました。12月には、西前小学校の校長先生をお招きして、年長児の保護者の皆さまを対象とした「お話会」も予定しています。もちろん、これらは小学校生活へのスムースな移行を考慮しての活動で、これらの活動を通じて年長さん親子の「小学校進学」という心理的なハードルが少しでも下がればいいなと思います。
年少さんは、各クラスで「生活発表会」の踊りの練習がはじまりました。
お子さまたちは、曲に合わせて踊るわけですが、この選曲で頭を悩ませるのが先生たち。
日頃の自分のクラスのお子さまたちのようすをいちばんわかっているのは、先生たちです。元気がいい男の子、かわいらしい女の子……。
そのお子さまたちに合った曲を選ぶわけですね。どんな踊りをみせてくれるのかは、これからのお楽しみです。
年中さんは、金曜日なので「体操指導」がありました。きょうのテーマは、「なわとび」です。年中さんにとりましては、「なわとび」は初めてのテーマとなります。「なわとび」の指導といいますと、「ただ跳べばいいわけでしょう」と思うかもしれません。それでもいいとは思いますが、きょうは「はじめてのなわとび」ということで、指導員の先生は「なわとび」の跳び方について順序だてて指導をしてくれました。
「なわとび」は「跳ぶ」わけですから、まずは「なわとび」を持たずにその場で「跳ぶ」練習です。
その次は、腕を回す練習をしました。腕は、からだの横に固定して縄だけを回すのが理想なのですが、どうしても腕がグルグルとまわってしまいます。
指導員の先生からひととおりのポイントを教えてもらったら、いよいよ実践です。
「なわとび」をしているときにも、指導員の先生が細かなポイントを指導してくれます。年中さんで「なわとび」ができるのは、数人といったところ。なぜか、ほとんどが女の子です。女の子って、粘り強く練習をするからでしょうか。男の子は、できないと嫌になってしまうみたい。その代わり、男の子が目を輝かせるものがあります。
それが、こちら。
「ドッジボール」です。きょうは、「なわとび」のあとに指導員の先生が「ドッジボールタイム」を用意してくれていました。「ボール投げ」は、この前ホールで練習しましたから、さっそく実践ということになります。まだ年中さんですと「ルール」がわかりませんので、まずは指導員の先生が実戦形式で「ルール」を説明してくれました。
細かなルールはともかく、「とりあえず相手に当たればいい」ということは理解しておりまして、こうなりますと「熱い男子」の出番となるわけです。
気合の入ったボールが相手陣地に投げ込まれ、そしてまた自陣へも投げ返されてきます。僅差の熱戦の末、勝者が決まりますと……。
うれしさをからだいっぱいに表現するお子さまたち。こうして「勝利」の味を覚えて、徐々にちからをつけていくのでしょう。来年の今頃は、きっとパワーもスピードも格段にレベルアップしたドッジボールをみせてくれるに違いありません。
この熱いドッジボールが繰り広げられているときに、「いちご組」さんから楽しそうな歓声が聞こえてきたのでお部屋へと行ってみますと……。
なんだか曲に合わせて楽しい踊りをおどっていました。その曲には、次々に動物さんが登場して、みんなでそのマネをするわけです。写真でお子さまたちが演じているのは、「ゴリラさん」です。先生が胸をドンドンたたいているでしょう。
次に登場したのは、「ワニさん」でした。お口を大きく開けて「ガブッ!!」。「いちご組」さんのお楽しみタイムは、これで終わりではありませんでした。
なんと、年中さんの体操指導が終わった後に「いちご組」さんが園庭に出てきたではありませんか。そう、きょうは「いちご組」さんも「体操指導」だったんですね。
「体操デビュー」を飾る「いちご組」さんを待っていたのは、こちらも動物さんをマネした楽しいメニューでした。指導員の先生が園庭にサークルをふたつ描き、お子さまたちはその間を「お引越し」するわけです。でも、その「お引越し」の際には、指導員の先生が言った動物さんに変身しなければなりません。「うさぎさん」になってピョンピョン跳ねてお引越しをしたり…‥、
「アヒルさん」になって「ガーガー」と鳴き声を出しながらお引越ししたり……。この他にも、「カラスさん」や「ヘリコプター」のマネもしてみました。いろいろな動物さんに変身しながら、ずうっと笑顔だった「いちご組」の皆さん。こうしてからだを動かす楽しさをわかってもらえたら、これからの幼稚園がもっともっと楽しくなりますね。
「いちご組」さんの体操指導で午前中の保育が終わりますと、「ゆり組」さんは「わくわくテラス」でお弁当をいただいていました。きょうは、お天気が良かったので「青空ランチ」ですね。
この「ランチタイム」も楽しんだのが、「いちご組」さんでした。きょうは、2階の「たんぽぽ組」さんに出張してのランチです。
このように、きょうの「いちご組」さんは、「踊り」アリ「体操」アリ「出張ランチ」アリで、大忙しのとても充実した一日になりました。
最後は、こちら。年長の「ゆき組」さんがプランターで育てた「さつま芋」を収穫したことは、以前にお伝えしました。その後、熟成を重ねた「さつま芋」を、きょうはいよいよ試食です。写真のように、中身は見事に黄色に色づいていました。
甘さこそ、先日の「お芋ほり」のお芋には届きませんが、立派なお芋に育ったことは間違いありません。苗から栽培し、最後に食べるところにたどり着いたことは、大成功と言っていいでしょう。「ゆき組」さん、がんばりました。
というわけで、きょうは大忙しの「いちご組」さんを主体にお伝えしました。
では、また来週お会いしましょう。
良い週末をお過ごしください。
by jimjim