2024.11.05
今日のすぎのこ
いよいよ「ホール練習」がはじまりました。
先週の土曜日は、台風から変わった低気圧の影響により各地で雨模様のお天気となり、強く降ったところもありました。横浜でも、夕方には雷が鳴りましたので、ちょっとびっくりしましたね。
低気圧といいましても、もとは暖かく湿った空気を大量に含んだ台風ですから侮れません。低気圧は、その構造によっていくつかの分類に分けられ、今回の雨をもたらした低気圧は、正確には「温帯低気圧」といい、台風は「熱帯低気圧」の1種です。熱帯低気圧のうち、最大風速が17m/sを超えたものが「台風」と呼ばれます。
台風と温帯低気圧の大きな違いのひとつが「前線」の有無です。温帯低気圧は、「温暖前線」と「寒冷前線」を伴いますが、台風にはこの「前線」ありません。これが、構造上の大きな違いです。台風は前線を伴いませんが、日本付近に接近してくると南北の気温の差が大きくなるため、南から暖気、北から寒気を巻き込んで、しだいに「前線」が形成されてきます。この過程が「台風の温帯低気圧化」で、地上天気図では台風の右側に「温暖前線」、左側に「寒冷前線」が描かれはじめます。逆に言いますと、「台風に前線が描かれはじめたら、温帯低気圧に変わりはじめている」ということです。
この変化は、私たちが目にする限りは「地上天気図」という紙の上で表現されるに過ぎませんが、実際には地球の大気の営みというダイナミックな活動なのです。台風に限らず、毎日のお天気の変化は、地球の営みそのもの。地球が「生きている」証拠です。私たちは、その地球の住民であることを忘れず、「我が家」である地球を大切にしなければいけませんね。
では、「きょうのすぎのこ」です。きょうは連休明けの火曜日で、年長さんは「体操指導」がありました。きょうのテーマは、「なわとび」です。これから気温が下がり、徐々に寒くなるわけですが、寒いときに簡単にからだをあたためる方法のひとつが、この「なわとび」です。
きょうは、「前跳び」と「後ろ跳び」の練習をしました。もう、すでにできる子もいますが、それは少数……。まだ、「これから」というお子さまのほうが多数です。
きょうの指導では、ただ「なわとび」を跳ぶだけではありません。ところどころで休みをとりつつ、その間に指導員の先生が「なわとび」のポイントを教えてくれていました。「なわとび」の練習は、場所を選びません。どこでもできますから、きょうの指導を思い出して、ぜひ練習を進めてみてください。
「いちご組」さんは、週明けから絶好調です。いや、ホントに絶好調なんですよ。ビックリするくらい、みんな笑顔で楽しんでいるんです。連休でしたから、おうちで楽しいことをたくさんして、幼稚園は嫌になってしまったのではないかと心配だったのですが、そんなことは杞憂に終わりました。
その「いちご組」さんが、お部屋の片隅で進めていた製作が、こちら。「ビー玉コロコロ」です。
赤い画用紙」の上に絵の具をつけた「ビー玉」をコロコロコロ……。その軌跡が、すてきな模様となって浮かび上がってきます。
さて、この続きはどうなるのでしょうか。おそらくは、ここから先の記事に、そのヒントが隠されているようなきがするのですが……。
では、その「ヒント」になるかもしれない各クラスの活動をみていきましょう。こちらは、年少の「くま組」さん。赤い画用紙は、「いちご組」さんの製作を思い起こさせてくれます。
その赤い画用紙に糊で貼っているのは、「七」と書かれたクリーム色の紙。うーむ……。この「七」にも、大きな意味がありそうです。「クリーム色」といえば……、
年中さんの各クラスは、クリーム色の画用紙を使って製作を進めていました。
色は異なりますが、このクリーム色の画用紙の折り方や……、
糊のつけかたと貼り付け方は、年長さんが赤い画用紙でつくっていた「アノ袋」と同じようにみえます。
そういえば、製作の途中で先生がこんなことを言っていました。
「ちゃんと袋にしないと、飴が落ちちゃうから気をつけてね」って。
「アメ」って、アノ「アメ」ですよね。
あららら。何だか「いちご組」さんの製作の内容が、かなりつかめてきたような気がしますが、本当にそうなのかは、これからの製作の進行の中ではっきりしてくると思います。お楽しみに。
最後は、こちら。きょうから「生活発表会」の「ホール練習」がはじまりました。年少さんにとっては、はじめてのステージですから、お子さまたちは、照明のあたり具合や音楽の大きさなどで緊張してしまうかもしれません。
その緊張を、これからの「ホール練習」で少しずつ和らげていけたらいいですね。のびのびと楽しんでみてください。
というわけで、きょうの給食はこちらです。
野菜ふりかけごはん、ハンバーグ、いかリングフライ、さつま芋の甘煮、ほうれん草のお浸し、みかん缶、351kcal
ごちそうさまでした。
では、また明日お会いしましょう。
by jimjim