2024.10.30
今日のすぎのこ
「いちご組」さん、「ハロウィンパーティー」をしました。
きのうの午後から降りはじめた雨は、きょうの午前中まで降り続いてしまいました。保護者の皆さまには、雨の中の送迎となり、大変だったことと思います。ありがとうございました。
雨で園庭が使えなかったので、職員室の前には「特設ステージ」が開設され、お子さまたちの関心を集めていました。「特設ステージ」では、いったい何が催されていたのかといいますと……。
「ハロウィン」の「かぼちゃバッグ」づくりです。気がつけば、明日は「ハロウィン」。今年の「ハロウィン」は平日のため、先週末あたりに一足はやい「ハロウィン」を開催したところもあって、お子さまたちの中からは、「ハロウィンに行った!!」という声も聞かれました。
きょうは、タイトルにありますように「いちご組」さんが「ハロウィンパーティー」を開催しました。さっそく、そのようすをお伝えしたいところではありますが、そのまえに少しだけ「きょうのすぎのこ」をご紹介したいと思います。
きょうは、半日保育の水曜日でした。水曜日といえば、年少さんの「体操指導」があります。きょうも、笑顔あふれる楽しい準備運動からスタートしました。こちらの準備運動の写真、なんとなくお子さまたちがジャンプをしているようにみえませんか?
実は、きょうの体操指導では、この「ジャンプ」が大きな役割を果たすんです。きょうの「体操指導」のメニューは、「スポーツテスト」でした。その内容は、ふたつ。
ひとつは、皆さまご存じの「立位体前屈」で……、
もうひとつが「立ち幅跳び」でした。ここで、準備運動の「ジャンプ」が活かされるわけです。
「立ち幅跳び」では、自分が立っている場所からどのくらい跳べるかを計測します。ただジャンプするだけでは距離が出ませんので、手を振り、足を伸び縮みさせて「いち、に、さーん!!」で跳ぶのがポイント。このポイントは、準備運動の際に指導員の先生がお手本をみせてくれました。
でも、お子さまたちは、まだなかなかうまく手と足が連動しないみたいで、いまひとつ距離は伸びなかったみたい……。
それで、いいんです。来年、年中さんになれば、きっとできるようになるでしょう。そのときの記録と、きょうの記録を比べれば、自分の成長が一目瞭然。きょうは、そのための「はじめの一歩」です。来年の記録が楽しみですね。
さて、ここからは、お待ちかね「いちご組」さんの「ハロウィンパーティー」のようすをご紹介してまいりましょう。まずは、新聞紙を身にまとった女の子が登場しました。
「なぜ、新聞紙なの?」などと思わないでください。これも、しっかりとした「仮装」なのですから。
その「仮装」をしてお子さまたちが向かったのは、お部屋の片隅にある「謎の扉」。この「謎の扉」をコンコンとノックして、「トリック オア トリート」と声をかけますと……。
あららら。なんと中からお菓子を持った手が伸びてきて、かぼちゃバッグにお菓子を入れてくれました。もう、これだけでお子さまたちは、大興奮。でも、これで終わりではありません。「謎の扉」は外にもありました。
ここでも、コンコンとノックして「トリック オア トリート」のおまじないでお菓子をいただきました。「謎の扉」を2か所にして「お楽しみ」に上乗せをはかるあたりに、「2か所にしたほうが、子どもたちよろこぶよね」という先生の思惑が滲み出ている感じがします。
こうなると、お子さまたちと先生、いったいどっちが楽しんでいるのかわからなくなりますが、どうやら楽しんでいるのは両者であることに間違いはなさそうです。
ちなみに、「お菓子」は本物ではありません。キャンディーとクッキーがありましたが、これらも「いちご組」さんの自作だったようです。
たとえ、もらったお菓子が「作りもの」だったとしても、この子たちにとっては「特別なもの」であったに違いありません。みんなの「まなざし」が、その本気度を物語っていました。
大人も子どもも、みんなで本気で楽しむこと……。
「遊々一心」の原点を思い起こさせてくれた、きょうの「いちご組」さんの「ハロウィンパーティー」でした。
では、また明日……、と言いたいところなのですが、明日は所用で外出のため、「お休み」の可能性が極めて高いです。どうか、ご了承ください。誠に申し訳ありません。
by jimjim