2024.08.01

今日のすぎのこ

神秘的な姿に、興味津々……。

昨夜、「かめじろう」が産卵したという大事件をお伝えいたしました。その後も産卵は続くかと期待したのですが、結局、卵はきのう産み落とされた1個だけでした。 聞いたところでは、産んだ卵をそのままにしておくと、せっかく産んだのに自分で食べてしまうこともあるそうです。もしかすると、これからも産むことがあるかもしれませんから、注意深く見守りたいと思います。

昨夜は、「かめじろうの出産」という大事件に翻弄されて、「ぱーく de ぴくにっく」の写真の掲載を怠ってしまいました。すみません。きょうは、2枚をご紹介させていただきました。ご容赦ください。

そして、「きょうのすぎのこ」はといいますと……。 きのうの雨から一転して、朝からいいお天気になり、きょうも短い時間ですが、有志の子たちが園庭に出て「お水かけごっこ」をしていました。

びしょ濡れのお子さまたちには、真夏の陽ざしが良く似合います。「ベストマッチ」と言ってもいいでしょう。 これが「夏」、これぞ「夏」といった感じです。熱中症に配慮しながら、お天気のいい日には、こんな感じの「お水かけごっこ」が続きそうです。

一方、お部屋では……。 猛暑の気だるさを代弁するかのようにゆる~い感じの時間が流れ、こちらもまた、これが「夏」、これぞ「夏」といった空気で満たされていました。

そうは言いましても、熱いお子さまたちもおりまして……。 2階のホールでは年中さんと年長さんの有志が「ドッジボール」で熱戦を繰り広げていました。

「ゆるい感じ」でも「熱さ爆発」でもいいですし、その中間あたりで楽しく過ごすのも、またアリです。

預かり保育は、通常の正課の保育とは趣が異なり、「学ぶ」ということよりも「家庭的な生活=暮らす」ということのほうに重点が置かれます。 「楽しく」暮らす、「一緒に」暮らす、「仲間」と暮らす、「先生」と暮らす……。

そして、最後は「クラス」で暮らす……。おっと、暑さの中に冷たい風が吹き込んできたような感じがいたしますが、気のせいでしょうか。

そういう話はさておいて、最後はきょうの「主題」にかかわるお話を……。 きょうの朝一番で、預かり保育の先生が、きのう産み落とされた「かめじろう」の卵をお子さまたちに披露してみました。 お子さまたちの反応はといいますと……。 最初は、まったくの「無言」でした。その「無言」の中には、「これが、かめじろうの卵か……」とか「こんなの、はじめてみた」など、興味と驚きが交錯しているように感じられました。 そのあと、「触ってみる?」と先生が問いかけると、そうっと指をのばして「卵」に触れる姿がありました。いつも目玉焼きで食べる鶏卵なら、なんの心配もなく触れるはずですが、同じ「卵」なのに、なぜか警戒しているようす……。もしかすると、「中から何かが出てくるかも」という心配があったのかもしれません。 大人だって、「大事件」としてお知らせするくらいですから、お子さまたちも一種の戸惑いを感じたのだと思います。 それでも、何かに引き付けられるお子さまたちのまなざしをみますと、これこそが「興味津々」の表情なのだということを実感いたしました。 このようなすてきな表情が、もっともっとたくさん見られる幼稚園にしていきたい……。 そんなことを思った朝の出来事でした。 では、また明日お会いしましょう。 by jimjim

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