「つくってたべよう（つき組、にじ組）」の後編です。

あたたかくなったり寒くなったりと気温の変化が大きい毎日ですが、そんな中、幼稚園の「ツリーハウス」に絡みついている「藤」がきれいな花を咲かせています。 この「藤」は、jimjimが幼稚園に来たときから植わっていて、jimjimの「大先輩」になります。樹齢は何年かわかりませんが、数十年が経過していることは間違いなさそうです。 この「藤」をご覧になった方はおわかりになると思いますが、その「幹」をみるかぎりでは、とても「花」を咲かせるだけのエネルギーがあるようにはみえません。むしろ、枯れる一方にさえみえます。 その「幹」の中をどうやって「栄養」が通っているのかわかりませんが、毎年ちゃんと花を咲かせるんです。しかも、これからさらに気温が上がりますと、驚くべきスピードで「ツル」が伸びていきます。 伸びた「ツル」は見栄えが悪いので切るわけですが、すると怒ったようにまたグングンと伸びてくるんです。毎年、この時期に咲く「藤」をみますと、植物の生命力の強さを感じざるを得ません。 さて、「栄養」を補給してグングン成長するのは、お子さまも同じです。きょうは、きのうに続いて、おいしい「豚汁」を食べながら、最高の「栄養補給」をしている「つき組」さんと「にじ組」さんの「つくってたべよう」を振り返りたいと思います。 きのうは、食材を調理している「加工工程」までをご紹介しました。きょうは、そこから先のプロセスと子どもたちの食事風景などをご紹介したいと思います。

皮をむいたり小さく切ったりした材料が、いよいよお鍋に投入されていきます。 この工程に入りますと、お鍋からいい香りが立ち昇りはじめ、しだいにお部屋に充満していきます。 「はぁ、いいにおい……」。 そんな言葉があちらこちらから聴こえ、同時に「おなかすいたなぁ……」という言葉も耳に入りはじめます。

お湯を注ぐと「アク」が出はじめるので、ていねいに取り除いていくわけですが、子どもたちにとっては、その作業がとても気になるようです。 取り除いた「アク」は、先生たちがみんなに見せてくれます。 こうして「完成」に近づいていくと……。

「いいにおい」に誘われて、どこからともなくいろいろなクラスがようすをみにやってきます。 きのうご紹介した写真にも「ひよこ組」さんや「ほし組」さんや「くま組」さんが写っていましたように、けっこう他のクラスが「見学」に来てくれるので、つくっている年長さんたちには、いい刺激になるようで……。

「おいしくなぁれ～」の魔法もパワーアップするようです。

いよいよ「できあがり」になりますと、どことなく顔がほころんで……。

「はやく、はやく!!」という思いが伝わってきそうです。

そして、「いただきます」の乾杯。

たくさん食べて……。

栄養をいっぱいとって、すくすく育ってくださいね。 では、また明日お会いしましょう。 きょうも「ギャラリー」をご用意しました。よかったらご覧になってください。 by jimjim

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