のびのび遊びつつ、製作も!!

新しい1週間がはじまりました。というよりも、きょうは「12月（師走）がはじまった」と言ったほうが良いかもしれません。壁掛けのカレンダーが、いよいよ最後の一枚になりました。今週は、2学期の最後を飾る「生活発表会」が開催されます。「お楽しみ」と「緊張」が交錯する1週間になりそうですが、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

先週のリハーサルで「ひと山」超えた感じがする「生活発表会」ですが、本番はこれから。きょうも、各クラスでは本番に向けた「微調整」が繰り返されていました。ここで、そのもようをお伝えしてもよろしいのですが、このコーナーは、ここのところリハーサルを含めて「生活発表会」の記事が多かったので、jimjimは皆さまがいささか食傷気味なのでは、という心配を抱いております。ということで、きょうは園庭あそびの写真をご紹介しながら、先週末に参加したjimjimのクラス会についてお話をしたいと思います。興味が湧かない方は、どうぞ写真だけでもお楽しみいただけたらと思います。

開催されたのは、高校時代のクラス会です。jimjimの高校では、2年生にあがるときにクラス替えがあり、そのまま3年生へと持ち上がります。集まったのは、2年生からの2年間を一緒に過ごした仲間たちでした。

集まったとは言っても全員が集まれるわけではなく、当時45名ほどいた同級生の中で、参加したのは15名ほどです。このクラス会、みんなが50歳になるまではほとんど開催したことがなかったのですが、50歳を記念して集まったのをきっかけにコロナのときを除いて毎年開催しています。

50歳記念のときには、当時の半数以上が集まったのですが、その後は少しずつ参加人数が減りまして、いまは「レギュラー」といえるメンバーが主体になってきています。その中のひとりが、当時の担任のT先生。御年86歳になりますが、元気いっぱいであります。

T先生は、柔道の有段者で柔道部の顧問をされていたこともあって、みんなからちょっと恐れられる存在でした。何しろ、顔がコワい。笑ってもコワい顔なので、「いま、笑った？」と思うくらいコワいんです。

そんなコワい先生でしたから、担任でありながらjimjimなんてあまり接触しないように心がけていたのであります。

でも、50歳のクラス会で約30年ぶりにお会いしたとき、他のクラスメイトがいる中、真っ先にjimjimの名前を呼んで「お前は、相変わらずだなぁ」と表情を崩しながら気さくに話しかけてきてくれたんです。そのときのうれしさは、今でも忘れません。

さて、なぜここでこの先生に登場していただいたかといいますと、先日のクラス会で驚愕の事実が発覚したからなんです。その事実とは……。

なんと、79歳のときにホノルルマラソンに参加して完走したというのです。証拠のメダルまで見せていただきました。

先生が言うには、マラソンをはじめたのは60歳を過ぎて定年を迎えてからで、たまたま知り合った方から走り方などを教わったそうです。そのうちにフルマラソンを走るようになり、79歳になったとき、誰にも言わずにひとりでホノルルに渡り、みごとに完走したとのことでした。

jimjimくらいの年齢になりますと、「肩が痛い」「膝が痛い」「腰が痛い」などと、からだが不調なことを何とも自慢げに言いがちですが、先生のホノルルマラソンに比べますと、それがとんでもない話であることを自覚いたしました。先生のお話しを聞いて、jimjimは「だらしない生活を改めよう」と一瞬だけ思ったような気がしましたが、「気がしただけだったのかも……」という思いもまた感じているのであります。結局、「おそらくjimjimは、変わらないだろう」ということで、このお話はおしまいです。