2025.03.13

今日のすぎのこ

年少さん、年中さんが「修了式」をおこないました。

すでにニュースでも報道されていますので、ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、料理研究家で「エダモン」の愛称で親しまれていた枝元なほみさんがお亡くなりになりました。枝元先生には、杉之子幼稚園が開催していた保護者向け講演会「親学塾」で2回ほどご講演をいただきました。ご講演の際には、2階のホールに炊飯器を持参され、ご講演と並行して「トウモロコシごはん」をつくってくださり、参加された保護者の皆さまにふるまわれたことは、忘れられない思い出です。枝元先生には、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

さて、きょうは、あたたかな一日でしたね。上着を脱いで過ごされた方も多かったのではないでしょうか。あたたかさで上着を脱いだ分、からだが軽くなるばかりか心も軽くなったように感じます。このあたたかさで、桜の開花も現実味を帯びてきました。いよいよ「秒読み段階に入った……」、そんな感じでしょうか。

そんな中、杉之子幼稚園では、職員室の入口の壁に一本の桜の木が満開を迎えました。その桜の名前は、「ありがとうのき」。きのうの「卒園式」のあと、咲いたお花のひとつひとつに、卒園したお子さまや保護者の皆さまのあたたかなメッセージを綴ってくれたんです。

きょうの朝には、登園してきたお子さまたちが、さっそくそのメッセージを読んでいました。だって、すてきなメッセージばかりなんです。

このお花のメッセージのひとつひとつが、私たちスタッフのとりましては、かけがえのない「宝物」になります。すてきなメッセージをくださったお子さまたち、そして保護者の皆さま、ありがとうございました。この場を借りて、心よりお礼を申し上げます。

一昨日は「お別れ会」、きのうは「卒園式」ということで、2日間お休みだった年少さんと年中さんが、3日ぶりに幼稚園にやって来ました。その年少さんと年中さんは、「修了式」にのぞみます。ちなみに、「終業式」は学期ごとで「修了式」という言葉は年度末に用います。したがって、「終業式」という言葉を使うのは、1学期と2学期だけということになりますね。

年長さんが卒園して人数的には少なくなったわけですから、一見すると以前よりも空間が広くなったように感じますが、年少さんと年中さんの元気さは、その年長さんが抜けた穴を埋めて余りあるくらいです。この元気さがあれば、来年度の杉之子幼稚園の勢いも保証されたようなものです。

もちろん、それにはこのクラスの「お力添え」も忘れてはいけません。「いちご組」さんのパワーも健在で……、

「修了式」のあと、お部屋に戻りましたら、「リズム発表会」の曲をかけて盛り上がっていました。

もう、すっかり振り付けは身についているようです。4月からは「年少さん」になるわけですが、「いちご組」の皆さんは、4月入園のお子さまに比べますと在籍日数が長いので、ぜひ良いお手本になっていただけたらと思います。がんばってね!!

他のクラスはといいますと、きょうで3学期は最後ですから、お荷物の整理に余念がありませんでした。

忘れ物がないようにしないといけませんね。まあ、忘れ物があったとしても、明日は「お別れ会」がありますので、ちょっと安心ですが……。

その「お別れ会」に向けての最後の練習もまた、きょうの大切なメニューのひとつでした。

クラスそれぞれのうたを聴いていますと、「このうたは、このクラスにぴったりだなぁ」と思えてくるから不思議です。

それって、きっとお子さまたちの日常と照らし合わせながら聴いているからなのかもしれません。

ちょっと「やんちゃ」だったり、ちょっと涙ぐんだり、みんなで大笑いしたり、真剣になってみたり……。

お子さまたちがうたう1曲の中には、たくさんの日常があふれています。

どうか、その場面を思い浮かべながら耳を傾けてあげてください。

明日のご来園をお待ちしております。

by jimjim

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