2025.03.11

今日のすぎのこ

行事・イベント

年長さん、「お別れ会」をしました。

年長さんは、きのうの半日保育で一区切りとなり、あとは「お別れ会」と「卒園式」を残すだけとなりました。きょうは、その「お別れ会」にのぞみます。「お別れ会」の会場は、2階のホール。お子さまたちは、会場には集まらず、いったん「ひよこ組」さんのお部屋に集まりました。

こうして見ますと、落ち着いて先生のお話を聴いているお子さまたちですが……、

ほんの数分前までは、お友だち同士でワイワイと賑わういつもの姿がありました。

しかも、きょうは「お別れ会」とあって、園内に漂う特別な雰囲気にちょっと気持ちも高ぶっているようです。

無理もありません。きょうの登園は、保護者の方と一緒なんです。

「保護者の方が身近にいる……」、ただそれだけでお子さまたちの気持ちは安心感に満ち、解き放たれるのでしょう。もしここに「ゆうさんの紙芝居」でみた「元気メーター」があったなら、針が振り切れてしまうのは、間違いないと思います。

その高まった気持ちをそのままに、お子さまたちはいよいよ保護者の皆さまが待つ2階のホールへ……。

「お別れ会」では、いったいどのようなことが起こるのでしょう。

期待に胸を膨らませながら、いままで何度も行き来した階段をゆっくりと上っていきます。

「お別れ会」は、お子さまたちの「ありがとう さようなら」のうたではじまりました。一生懸命に練習した歌声が、ホールに響きます。

お子さまたちの姿、なんだか自信にあふれているようにみえませんか。

のびのびと歌っている……。この子たちを見てそんなふうに思うのは、jimjimだけでしょうか。

ほんの数分間のうたではありますが、その中には3年間の幼稚園生活で育まれたものの「すべて」が凝縮されているように感じました。

そして、うたのあとには、年長組の先生たちが一生懸命につくりあげたスライドショーが上映されました。こうして年長さんになってからの1年間を振り返りますと、行事はもちろんですが、ふだんの日常の中にも担任とお子さまたちにしかわからないようなささやかな出来事がたくさんあったんですね。

そのささやかな出来事のひとつひとつが、お子さまたちの心を育み、お友だちとの信頼を築き、そしてクラスの一体感を養っていったのでしょう。

ホールでのプログラムが終わったところで、次は会場をお部屋に移しての「2次会」です。お部屋では、保護者の皆さまにうたをプレゼントしたり……、

感謝の気持ちを綴った直筆のお手紙を渡したりと、より一層、濃密なコミュニケーションが交わされ…‥、

最後には、幸せいっぱいの記念撮影。ちなみに、きょうの「お別れ会」には、フォトクリエイトさんからカメラマンさん2名が撮影に入ってくれました。きっと、想い出に残る一場面を切り取ってくれたことでしょう。

もちろん先生もまた、お子さまたち、そして保護者の皆さまからのあたたかな思いを受け取っていました。

こうして、舞台は最後のクライマックスへと向かって進んでいきます。

「ゆき組」さん「にじ組」さん「つき組」さん。年長さんの3クラス、それぞれに個性をもったすばらしいクラスになりました。

明日は、「卒園式」。

いよいよ3年間の集大成です。

by jimjim

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