2025.03.07

今日のすぎのこ

きょうは、みんなで「大掃除」!!

令和6年度の保育日も、残すところあとわずか……。ここまで来ますと、ほとんどすべてのことに「最後の」という言葉がついてまわります。きょうは、年中さんの「体操指導」が最後となりました。

最後ということで、指導員の先生が用意したのは、3クラス合同による「ドッジボール大会」です。年長さんのドッジボール大会のときは「お客さん」だった年中組のみなさんが、きょうは「主役」で登場です。

いままでの「体操指導」の時間で「ボール投げ」を練習してきましたし、ドッジボールに興味のある子は、先日の年長さんのプレーをみて、投げ方のイメージを膨らませていたかもしれません。

それを、いよいよ実践で試す機会ができたわけです。

ドッジボールのルールについては、もうある程度の理解が進んでいますので、年中さんといえども試合としては立派に成立しています。

ただ、年長さんほどルールが厳格かというと、まだその領域には達していません。審判をつとめる指導員の先生が、ある程度ルールに余裕をもって判断しているのも事実です。まあ、わかりやすく言えば、「甘め」といったところでしょうか。

そうはいっても、いちばん大切なのは、お子さまたちに「ドッジボール」の楽しさをわかってもらうこと。

最初から最後まで自分たちなりに進めていき、徐々に精度をあげていくのは、どの世界でも同じことでしょう。その途中で「あれやこれや」と細かいことを言われたら、楽しいことも楽しくなくなってしまいます。

「ドッジボール」を楽しめたかそうでないかは、試合結果が出たときのお子さまたちの表情でわかります。

この表情をご覧いただければ、みんな全力を尽くしたことがおわかりいただけると思います。この子たちも、きっと「ドッジボール」が上手になりますよ。きょうは、その片鱗を見た気がしました。年長さんになっても、がんばって練習を続けてくださいね。

年中さんの体操指導の終了後、ホールに姿をあらわしたのは、「いちご組」さんの皆さまでした。「いちご組」さんの体操指導も、きょうが「最後」となります。まずは、楽しみながらの準備運動。もう、ひとつひとつの動作が「なんでこんなにかわいいのか」と思うくらいにかわいいんです。

指導員の先生が「じゃあ、次は首をグルグルまわして……」というと、上半身がグルグルしちゃうんです。このかわいらしさこそ、この時期にしかない宝物。

きょうのテーマのマット運動でも、「ライオンさん歩き」のときには、ちゃんと怖い顔になって「ライオンさん」になりきってくれるんです。この子たちも、4月から年少さんです。年少さんになったら、また年少さんらしいかわいらしさをみせてくれることでしょう。いまから、楽しみでなりません。

では、きょうの本題に入りましょう。きょうは、「体操指導」があった年中さんも含めて、全クラスが大掃除にのぞみました。床の雑巾がけは、もちろんのこと……、

ありとあらゆるところをきれいにしていきます。

それらは、すべて1年間の幼稚園生活でお世話になった品々……。

感謝の気持ちを込めて、ていねいにお掃除を進めていきます。

年長さんになりますと、床の雑巾がけもパワフルです。ツヤをみれば、わかりますよね。

掃除の途中の会話も、それはそれで楽しいものです。

小学校に行ったら、「お掃除当番」ってあるのでしょうか。

聞いたところでは、エジプトの学校では日本の学校をお手本にして「お掃除当番」を導入しているとか…‥。お掃除は生活の基本ですし、社会人として身につけなくてはならないマナーのひとつだと思います。

建設現場や工場に行きますと、必ずと言っていいほど「整理、整頓、清潔、清掃、躾」と書かれた垂れ幕が下がっています。整理整頓がなされていない、掃除が行き届いていない現場や工場は、事故が多かったり不良品の数が多かったり、あるいは納期遅れが多かったりというのは、いまや誰もが知るところです。

そうならないためにも、お掃除はとても大切なことなんですね。「いちご組」さんも、せっせとお掃除に励んでくれていました。

「お掃除って、楽しいね。雑巾が、まっくろくろすけになっちゃった!!」。

きょうの「大掃除」がきっかけになって、お掃除が習慣として身についてくれたならうれしいな。

では、また来週お会いしましょう。

良い週末をお過ごしください。

by jimjim

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