2025.03.06
今日のすぎのこ
年長さん、最後の給食でした。
きょうは、併設校の卒業式があり、午前中はそちらに出席していたため、jimjimは園を出ておりました。帰園したのが12時で、ちょうど年長さんのランチタイムがはじまるところでした。きょうは、年長さんにとって杉之子幼稚園で食べる最後の給食となります。「保育のようすがお伝えできない分、せめて最後の給食のようすだけでも……」と思って、各クラスをまわりました。きょうは、そこで撮影できた写真をご紹介したいと思います。ただ、全員のお顔を撮影することはできませんでした。写っていないお子さまには、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。どうか、ご容赦ください。
jimjimが帰園したときは、ちょうどお当番さんが給食をお部屋へと運びはじめたときでした。
お当番さんも、きょうが最後とわかっているのか、それとも午前中の卒園式の練習で猛烈に空腹を感じているのか、いつもより気持ちのこもった仕事ぶりのように思えました。
配膳の時間は、照明を落としてリラックスタイム。
食事前に気持ちを落ち着かせたいところですが、あいにくきょうのメニューはあたたかな「カレー」です。
食欲をそそるスパイシーな香りがお部屋中に漂い、リラックスしながらも興奮してくる……、なんだか微妙なシチュエーションでありました。
お皿にごはんとカレーと竜田揚げをよそってくれるのは、担任の先生。先生は、お子さまひとりひとりに食事の量を尋ねます。カレーのときは、すごいんですよ。「大盛!!」とか「超ビッグ!!」などという言葉が飛び交います。ホント、年長さんになると食べる量が増えますね。
そして、待望の「いただきます!!」。
食事の時間は、言葉を少な目にして静かに食べたいところですが、食事がおいしければ、会話も弾むというもの。
食事は「楽しむもの」ですから、「味」とともに「雰囲気」や「会話」も食事を楽しむための要素のひとつに数えられてもおかしくはないでしょう。
「あのとき、杉之子幼稚園で給食のカレーを食べながら、あの子とこんなお話をしたんだよね……」。
そんな想い出ができてくれたら、そのお子さまにとってそのときの給食は、最高の食事タイムだったとjimjimは思います。
嫌いなものがあるのは仕方ないことですし、それを無理に克服しようとすれば、食事が苦痛になり……、
最悪の場合は、給食が「恐怖」になることだって考えられます。
jimjimは、小学生まで「カキフライ」が食べられませんでした。なんと言いますか、微妙な「苦み」が苦手だったんです。
でも、高校生になった頃には、食べられるようになったんです。味覚が変わったのでしょうか。
そのおかげで、修学旅行で広島にいったとき、お昼ご飯に出た「カキフライ」をおいしくいただくことができました。それもまた、修学旅行の想い出のひとつとして記憶しています。
こうして考えますと、やはり食事は記憶のきっかけになりやすいのかもしれませんね。
こうして、仲の良いクラスのお友だちと給食をいただくのは、きょうが最後です。
小学校の給食は、あたたかくておいしいものがいっぱい出ると思いますから、より一層、給食の時間が楽しくなることでしょう。食べすぎには、十分に注意してくださいね。
さて、きょうは写真を撮りすぎてしまいました。ここからは、「ギャラリー」として、写真だけをご紹介させていただきます。どうか、ご了承ください。では、どうぞ……。
なんか、どのクラスも、どのお子さまも、みんないい雰囲気でした。
楽しそうでしょう。
最後の給食だからといって、きょうが特別に楽しいわけではなく、きっと毎日こんな感じだったのだと思います。
先ほど、「苦手なもの」のお話を少ししました。
できれば、チャレンジは続けてみてほしいと思います。
どの食材も、それを「一生懸命につくってくれている人」がいます。その人たちへの感謝の気持ちは、忘れてはいけないと思います。
そして、もうひとつ。あたりまえのように食事ができることにも、心からの感謝を……。
世界には、食べたくても食べられない人がたくさんいます。貧困だったり、戦争だったり……。
日本は、平和です。でも、生活においては貧富の格差が広がっていると聞きます。
食べられるとこへの感謝、つくってくださっている人への感謝、そして毎日こうして平和で過ごせることへの感謝……。
食事だけでなく、いろいろなことへの感謝の気持ちを持ってくれたらうれしいです。
きっと、それは小学生になったら少しずつわかってくることなのでしょうね。
というわけで、きょうの給食はこちらです。
きょうは、最後の給食&木曜日のスペシャルメニューということで、あたたかなカレーがふるまわれました。
ポークカレー、鶏の竜田揚げ、豆乳プリンタルト 609kcal
ごちそうさまでした。
明日は、最後のお弁当です。
by jimjim