2024.10.18

今日のすぎのこ

行事・イベント

年長さん、「お芋ほり」へ!!

きょうの朝、「迷路ハウス」のすぐ近くに植えてある「キンモクセイ」が、たくさんの花をつけていることに気付きました。そういえば、きのうもスタッフのひとりが「戸部公園のキンモクセイが一斉に咲いたみたい。きのうは咲いていなかったのに……」と言っていたことを思い出しました。「キンモクセイ」って、咲くときは一斉に咲くのでしょうか。「キンモクセイ」のお花は、そのひとつひとつは小粒なのですが、たくさんのお花が一斉に咲くことで全体の美しさを醸し出しているようにもみえます。

その美しさに誘われたのでしょうか、年長さんの女の子がさっそく「キンモクセイ」のお花をふたつみっつ摘んでいました。いちはやく「キンモクセイ」が咲いたことに気づき、興味を抱いたことに「子どもたちの好奇心って、すごいな」と感心するとともに、子どもたちの興味を惹きつける「キンモクセイ」の木が植えてあってよかったとも思いました。こうしたお子さまたちの気づきを、これからも大切にしたいと思います。

さて、きょうは年長さん3クラスが「お芋ほり」にお出かけをしました。「お芋ほり」は、杉之子幼稚園の秋の定番行事。今年も、このシーズンがやって来たわけです。ところが、心配なのは空模様……。早朝から雨雲レーダーと「にらめっこ」の末、「雨は降らない。降っても、お芋ほりには影響しない程度」と判断し、予定どおり出発をしました。

9時50分に幼稚園を出発し、約40分のバスの旅を楽しんで10時30分頃に畑に到着をしました。畑には、「さつま芋の葉」が元気よく生い茂っています。その畑を前にして、まずは「お芋」を育ててくださった畑のご主人にご挨拶。ご主人から「お芋をたくさん掘って、たくさん食べてください」とのお話があり、これをもってすべての「お芋ほり」の準備が整いました。

ここで、恒例の「お芋ほり、がんばるぞー!!」「おー!!」の掛け声が交わされ、いよいよ令和6年度の「お芋ほり」の火ぶたが切って落とされたのでありました。

とはいえ、杉之子幼稚園の「お芋ほり」は、簡単ではありません。「お芋ほり」にあたってお子さまたちが最初にすることは、生い茂った「ツル」を取り除くこと……。この「ツル」を取り除かないと、お目当ての「お芋」の姿を拝むことはができないんです。


先生も手伝ってみんなで「ツル」を取り除くわけですが、何しろ「ツル」の成長が著しく、作業は容易に進みません。

しかも、厄介なことに、この「ツル」はしっかり持たないと「ツル」って滑るんです。おっと、出た。出てしまった……。このダジャレのほうがよっぽど滑っていることに、作者はまだ気づいていないのかもしれません。

何はともあれ、みんなで「ツル」と格闘すること約10分。ようやく生い茂ったツルの合間から「お芋」の姿が見えてきました。

さあ、ここからが「お芋ほり」の最重要タイムとなります。ここで掘らないと、「お芋」を手にすることはできません。換言しますと、「夜ごはんのおかずが、一品減る」ということになるのでしょうか。

「ツル」を取り除いて「お芋」が顔を出したといっても、それはほんの頭の部分だけで、大部分は埋まっています。

その埋まっている部分を掘り進めながら、「いったい、どんな「お芋」が出てくるのか」と、お子さまたちの胸の中ではワクワク感が膨らみ、それが「お芋」の出現とともに一気に炸裂。

イイ感じの表情で、「お芋」とのご対面を果たしてくれました。

ところで、「お芋畑」はどんな感じかといいますと、こんな感じ。場所は、東名高速道路の青葉インターのすぐ近くで、写真をよくみますと、写真の上のほうに出口渋滞のトラックの列が写っているのがわかります。一枚目の写真を振り返りますと、そこに写っているのは、きょう年長さんが掘る畑で、その横には手つかずの畑(来週の年中さん、年少さんを含む)が年長さん5倍くらいの広さの面積で残っています。

それだけ広い畑なので、畑の住人は「お芋さん」だけではなく、女の子の手袋の上にいる「芋虫」や……、

男の子がつまんでいる「クモ」など、さまざまな生き物が住んでいます。もしかすると、来週の年中さんや年少さんのときには、「カエル」さんがでてくるかもしれません。

そんな住人の登場に驚きつつも、お子さまたちの手によって次から次へと「お芋」が掘り起こされてきました。

そのたびに湧き上がる歓声と、うれしそうなお子さまたちの表情。

今年のお芋も、去年と同様においしそうです。

お子さまたちにとりましては、「数」も「大きさ」も大満足の「お芋ほり」だったようです。

あとは、おうちでおいしく召し上がってください。食べきれない分は、段ボール箱に入れて15℃から20℃くらいの場所に置いておくと長持ちするそうです。そのまま熟成して、1月頃に食べるとおいしいとの情報も……。

ぜひ、いろいろとおいしい食べ方を研究してみてください。ちなみに、お芋の種類は「紅はるか」です。冷蔵庫の保存は、ご法度ですのでご注意ください。

では、最後に問題を……。

このお花は、いったい何のお花でしょう。畑に咲いていました。ヒントは、お花の後ろにある「実」です。

もしわからなかったら、この写真は「オクラ入り」かも……。

というわけで、きょうは年長さんの「お芋ほり」のようすをお伝えしました。

では、また来週お会いしましょう。

良い週末をお過ごしください。

by jimjim

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