2018.09.06
今日のすぎのこ
絵本ヨガ&ホール開放!!
台風が去り、また残暑が戻ってきました。でも、今までとは何かがちょっと違う気がするんです。「何だろう?」と思って空を見上げたら、そこにあるのは「入道雲」ではなく、「うろこ雲」でした。 「うろこ雲」は、「いわし雲」とも呼ばれ、秋によくみられる雲といわれています。暑さは続いていますが、季節はゆっくりと確実に秋に向かって進んでいるようです。 さて、きょうは「絵本専門士」の近藤麻智子先生とヨガのインストラクターである岩淵友里恵先生をお招きして、「絵本ヨガ」を開催しました。「絵本ヨガ」を開催するのは2年ぶり。このイベントを告知したのは、8月の下旬でした。 その告知をみたほとんどの方が、おそらく「絵本ヨガって、なんだろう?」と思ったことと思います。この「絵本ヨガ」は、「絵本」と「子ども」を愛する近藤先生だからこそ生まれたアイデアだと思います。 どうやって進んでいくのかといいますと……。
まず、近藤先生が絵本を読み進めていきます。その読み方は、はやくもなくゆっくりでもなく、絵本に描かれている情景が思い浮かぶように、とても丁寧です。 その情景が残っているうちに……。
岩淵先生にバトンタッチ。岩淵先生が、絵本の中に登場した動物や昆虫、植物などのポーズを教えてくれます。
すると、岩淵先生のポーズをまねしてみるお子さまの姿も……。
そう、「絵本ヨガ」とは、絵本の情景を思い浮かべつつ、それを「ヨガ」で体感すること。ここで大切なのは、絵本の情景をしっかりイメージすることです。 どんな場面だったか、どんな気持ちだったのか……。それにあわせて、呼吸や動作を整えていきます。 きょうの「絵本ヨガ」の対象となったのは、未就園のお子さまをもつ保護者の皆さま。未就園のお子さまですから、すぐに飽きてしまいますし、ましてや「幼稚園」といういつもとは違う環境のところに来ていますから、なかなか落ち着くことができません。あっちにいったり、こっちにいったり……。 でも、それでいいと思います。大切なのは、きょういらしてくださった保護者の皆さまが、この「絵本ヨガ」のイメージを覚えてくださり、家でお子さまと一緒に実践してみることだと思うんです。 きょうのメニューの中には、「寝る前におこなうといいポーズ」もありました。これだけでも、お子さまと一緒に試していただいたらいいと思うんです。 未就園のお子さまたちは、おおむね2歳前後。「絵本ヨガ」を通して「スキンシップ」をとるには、一番いい時期のように思います。 ぜひ、お試しください。ちなみに、「絵本ヨガ」のホームページがありますので、ご興味のある方はご覧になってみてください。アドレスは、以下のとおりです。 https://www.ehonyoga.com/ きょう、「絵本ヨガ」で読んだ絵本は、こちらです。 ・せんろはつづく ・どうぞのいす ・おやすみ、ぼく ・森のくるるん 「森のくるるん」には、巻末に「絵本ヨガ」のポーズが紹介されています。 近藤麻智子先生、岩淵友里恵先生、本日はとても楽しい時間を過ごさせていただき、誠にありがとうございました。この場を借りて、心より厚くお礼を申し上げます。
「絵本ヨガ」の後、ホールは「プレイルーム」に大変身。 跳び箱、マット、フープ、すべり台、大型ブロックなど、さまざまな遊具がおかれて、どれであそぼうかと目移りするくらいな感じです。
ステージには、お絵かきコーナーも。
「すべり台」は、やっぱり大人気でした。こうして、ちゃんと順番で待てるなんて、ホントにかわいいです。
「跳び箱」と書きましたが、正確には跳び箱を使った「障害物乗り越えあそび」ですね。でも、「跳び箱」の上からジャンプして跳んだ元気いっぱいの子もいましたから、やっぱり「跳び箱」かな?
「絵本ヨガ」と「ホール開放」にいらしてくださった皆さま。きょうは、ご来園くださり誠にありがとうございました。この場を借りて、心より厚くお礼を申し上げます。 お母さんのおひざの上は、お子さまたちにとって、いちばん居心地のいいところ。やすらぎの中で絵本に触れ、「こころ」に残った場面を一緒にヨガで楽しんでみてください。 そして、数えきれないくらいのたくさんのスキンシップを……。 by jimjim